前世のキオク

どこまで本気で言っているのか分かりませんが、うちの嫁さんは、なんと人間に生まれる前は海中に漂うワカメだったそうです。
僕はそっちの方面はあまり詳しくないのですが、仮に異世界転生モノでも、ワカメから人間へ生まれ変わる展開ははかなり微妙なラインなのではないでしょうか。
10年ほど前、嫁さんと出会ってからちょくちょくと、「私ねー、人間に生まれる前、前世は海の中にいるワカメで、ひたすらゆらゆらと揺れてたんだー」と言う話を聞かされてて、コチラとしても面白半分でうなずきながら聞いていたのですが、それから結婚し、子どもが産まれた今でも、僕が何度聞いても「マジでワカメだった」と言い張るのです。
家庭の中、子どもたちの前でも、微笑みながら普通にそのナゾのワカメ転生の話をするので、ある日突然、小学校低学年の真面目な性格の娘が「おかあさんやめて!わたしワカメのこどもなんでいやだ!!」と泣き叫びだしたのですね。
そう言う時は、とりあえず取り繕うように、「何言ってんの、冗談だよ冗談。」と娘を安心させてその場を収め、ほとぼりが冷めた頃、また、僕と二人でいる時に「私はワカメ」「私はワカメ」「私はワカメ」と、前世のキオクに100%照準を合わせてくるのです。
昔、職場でも普通にその話をしていたそうですが、「彼氏に話したらそれは引きますよ?!」と後輩たちから言われて、
「え?、なんで?」
と嫁さんは答えつつ、思いっきり10年前の僕に深海!ワカメ転生!の話を微笑を浮かべながら話していたので、本人は何とも思っていないのかもしれません。
そんな嫁さんも、いちおう公務員として20年勤め上げた人なので、マトモと言えばマトモなのかもしれませんが、もしかすると僕が、深海!ゆらゆらワカメから転生したら公務員だった件!の話を思いっきり否定していたら、今ごろはうちの娘は誕生していなかったのでしょうか。
うーん、人生って不思議なものですねー。
まあ、人に迷惑をかけているわけではないから、別に良いのかな。
うちの嫁さんはワカメちゃんだけど実は年齢はフネさんと同級生です。
あー、すみません、このネタ2回目ですね。
まあ、けっきょく類友ってことなんでしょうねー、明日も早朝からスナップエンドウの収穫があるのに夜更かしして、こんなくだらないブログ書いてますから。
僕も嫁さんもまさにワケワカメ。
