〜サヨナラこそが人生だ〜

本日、松浦農園の短期間スタッフさんが1人ご卒業致しました。

出会いがあれば、必ず別れもあるのがこの世の常ではありますが、やはり寂しい物はあります。

それで、写真は福島県の早生品種の「暁星」なのですが、本日初めての出荷になりますね。

スナップエンドウが終了してから約2か月間、松浦農園にはなんの収入も無かったので、これは非常に嬉しい出来事ではありますが、この暁星も、あと1週間程度で、収穫が終わり、次はいよいよモモの王様との異名を持つ、「あかつき」が開始する運びとなります。

松浦農園が滞在しております福島県伊達市では、「あかつきの収穫時期」となると、地元のJAさんも含めて、本当に朝から晩までお祭り騒ぎと言った状況で、まさに真夏の夜の夢のような騒ぎが続くのですが、やはり、必ず最後には、悲しいかな終わりを告げる定めになります。

「自分はあと一体、何度この夏祭りを楽しめるのだろう。」

などと、四十代に差しかった今はよく考えるのですが、とにかく僕の身体が動く限りは、この、地域が一体となり最大限に盛り上がる、あかつきを巡る真夏の喧騒を楽しみたいと思っております。

僕は自分のブログでよく述べさせていただいておりますが、極端に言えば「未来」とは「100%」「幻想にすぎない」と思っております。

五分先どころか、一秒先のことも、突き詰めれば「あくまでも予測」の域を出ないため、「絶対」という概念はこの世に存在いたしません。

例えば、僕は今農作業の休憩中にこのブログを作成しておりますが、「最後まで文章を綴れる」という保証はどこにもありません。

ただ、だからと言って「今が楽しけりゃ先の事なんかどうでもいいや」という趣旨の話をしたいわけではないのですが、とにかく「時間」は=「人生」であり、「有限」なので、必ずいつかは終わりが来るわけです。

人間は、生きている限り、寂しさ、悲しさから完全に逃れることは不可能だと思います。

出会いがあれば、必ず別れがある。

そのたびに僕は、必ず寂しさに、悲しさに襲われます。

しかし、それは自分の中の愛情や情熱、興味、意欲、つまり「有意義に感じるもの」に対する裏返しの感情なんですよね。
 
本日、松浦農園をご卒業されたスタッフ様、短い期間ではありましたが、本当にお疲れ様でした。

僕自身も学ばせていただくことが沢山あり、有意義な時間を過ごせてたいへん感謝しています。

またいつか、松浦農園で一緒にお仕事ができる日を楽しみにしております。

松浦農園代表、松浦重徳。