〜ウェブストーリーは突然に〜

9月某日
「テンテンテテンテン、テンテンテテンテン♪」
「はい、松浦農園です。」
「もしもし、私、ビジネスプラスのМと申します、実は福島で取材企画がありまして、もし宜しければお受けして頂けませんでしょうか?」
「はあ、取材ですか。」
「仕事を楽しんでいる方々にインタビューをして、その背景にあるストーリーをお聞きし、皆さまで作り上げていくウェブ雑誌なんですよ。」
「なるほど、はい、大丈夫ですが、本当にうちで良いんですか?」
「ぜひ!福島に宮地真緒さんがインタビュアーとして伺いますね。企画内容は~~~」
「は?」
「我々記者、マネージャーやカメラマンも一緒におじゃまさせて頂き〜〜」
「み、み、み、み、」
「宮地真緒さんッッッッッッッッ!?」
「宮地真緒さんってあの、NHK朝ドラのまんてんやウォーターボーイズの宮地真緒さんですか?!」
「はい、あの宮地真緒さんですよ。」
「はあ、あの宮地真緒さんなんですね。」
「(これこれこういう企画で~~)」
「わ、わかりました、お願いします」
「それでは(いついつ)伺いいたします。宜しくお願い致します!」
「は、はい、お気をつけて。」
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うーん、これは、なんのドッキリなんだろう。
いや、これは、いつの夢なんだろう。
あまりにも、唐突すぎて、現実感が無い。
あまりにも、いきなり過ぎて、現実感が無い。
マジで宮地真緒さんが来るのか?
こんな辺境の地にある松浦農園に。
そしてこのボロ小屋、いや失礼、築九十年、時価千円の、この松浦家に。
そして、時は来た。
